突き指で来院の患者様

バスケット🏀ボールをしている15歳の女子生徒、ボールが指に当たり突き指をしたといい来院致しました。

確認すると右3指PIP関節(第二関節)の腫脹(腫れ)、圧痛、屈曲、伸展痛著明で尺側(小指側)の靭帯に内出血が見られます。

撓側(親指)に指を曲げるストレステストをすると動揺性があり、痛みも強くなります。

この様に指の、第1.2.関節は、伸展位で指尖に外力がかかった際、受傷することが多く外力の方向により靭帯の痛む箇所が尺側、撓側に変わります。

また、靭帯断裂となると剥離骨折を伴うこともあり注意が必要です。

この、写真生徒は、靭帯損傷のみでしたので整復をしてしっかり固定を施しました。

もし、この様な怪我をしたら突き指と軽く見ずに受診することをお勧め致します。

受傷してしまったら隣接指と一緒にテープで固定(バディテープ)するのも応急処置として有効です。