鎖骨骨折のリハビリで来院の患者様

鎖骨の骨折は、肩部を衝いて転倒した時に多く今回、来院された患者様も自転車で転倒し、鎖骨を骨折しました。

2019年6月6日に受傷し、6月11日に病院にてオペをしたのですが、その後、リハビリもなく自分で動かしてくださいと病院で言われ退院したそうです。

正しいリハビリの仕方がわかるわけもなく。肩が挙がらないなのでうまく肩が使えないなど、困って当院に来院されました。

来院当日、外転90度、挙上も100度程しか可動域が無く、鎖骨に付着している僧帽筋、胸鎖乳突筋などの動きも悪く肩だけで無く頸、背部などにも症状がでていました。

肩は、4つの関節で構成されています。

1.胸鎖関節

2.肩鎖関節

3.肩関節(肩甲上腕関節)

4.肩甲胸郭関節

この4つの関節が調和を持って働くことによりスムーズに動かせます。

肩関節周囲の筋肉も当然、硬くなり筋力も落ちておりました。

各関節の動きをつける事と、肩関節周囲の筋力改善を目的にリハビリを開始しました。

元々、関節が柔らかい患者さんでしたので施術終了後には、外転も可能になりました。

今後もしっかりリハビリを続けていれば、早期回復も可能かと思います。

もし、オペした患者さんだけで無くどう動かしたら良いかわからないリハビリが上手くいかないなどお困りの患者さんがいましたら、是非、当院にお越しください。